2020年に東京オリンピックを控え、ホテル業界では施設の改修やビジネスホテルチェーンの建設ラッシュ、外資系ホテルの参入が相次いでいます。
しかし、宿泊者数が年々増えているホテル業界では、それに伴う深刻な人材不足にもみまわれています。
そのカバーをするのに防犯監視カメラを活用することができます。
■防犯監視カメラの映像を使った労働環境の改善
ホテル業界での人材不足は離職率の高さが一つの要因として挙げられます。一つの職場、業界自体への定着率が低いため、既存社員の負担が増え、過酷な就労環境にでさらに離職者が触れるという悪循環になります。
それを防ぐためには従業員の労働環境の改善が必要になります。
例えば、映像を使った動画マニュアルの導入が挙げられます。
宿泊業では人をおもてなしするサービス業であるので、宿泊客に満足していただくためにアルバイトや新入社員の教育には高いレベルの技術の習得が要求されます。それにともなって、既存社員の負担が増加してしまうのです。
防犯監視カメラの映像を使った動画マニュアルなら、作業のやり方、接客方法、トラブル対応まで分かりやすく教えられるので育成にかける労力と時間の改善になります。
■トラブルの防止と迅速な対応で業務に支障を出さない
宿泊客が多くなるシーズンになると人が多くなることでトラブルが発生しやすくなります。トラブルや問題が発生するとその対応に人が割かれて他の従業員の負担が増えたり、通常業務が滞ってしまいます。
トラブルを未然に防ぐ、または迅速に対応するためにも防犯監視カメラは役立ちます。トラブル発生が分かれば現場に適当なスタッフを送ったり、他のスタッフの状況が把握できれば的確な穴埋めの指示が出せます。
また、ホテル内ではチェックインされたお客様と、それ以外の人物の見極めが難しいと言われています。人が多くなるとそれは顕著になり、犯罪者が入り込んでしまう恐れがあります。
これは人の出入りをチェックするセンサーや、現在普及しつつある顔認証システムなどと合わせた防犯システムを導入することで、施設内の宿泊客の確認や不審者の侵入を防ぐことに繋がります。
■まとめ
おもてなしは人の手があってこそなので、宿泊業での人員不足は改善しなければいけない重要な問題です。防犯監視カメラを活用することで、従業員の負担軽減や就労環境の改善されれば、定着率アップに繋がります。
施設内の防犯システムの見直しや追加、導入を検討をされる方はぜひ、マルチック株式会社にご相談ください。弊社自慢の防犯セキュリティアドバイザーが課題解決に役立つプランを提案いたします。