「外国人観光客のマナーが悪い」という話題が昨今目につくようになりました。東京オリンピックや外国人観光客の増加によって今後も増えていくかもしれません。
日本人観光客も外国人観光客も利用するという宿泊施設ではそのことでトラブルになることもあります。
より快適に施設が使えるように、防犯監視カメラを活用して対策をしましょう。
■なぜ「マナー違反」が起きるのか
国の文化が違えば普通と思っていることでも「マナー違反」と捉えられてしまうことがあります。
少し前に「ヌーハラ」という言葉が話題になりました。これはヌードル・ハラスメントといって麺をすする文化がない外国人が「ラーメンやそばなどの麺をすする音」に不快感を覚えることがある、というものです。
麺をすする文化が当然のように浸透している日本では珍しい意見であるし、音を立ててすすることを「マナー違反」と言う人はいないでしょう。
また、以前はトイレットペーパーを流さず、ゴミ箱に捨てる外国人もいました。これはそもそもトイレットペーパーをそのまま水に流せない国が多いことから起こってしまったことです。
マナーとしてしていたことが、結果的に「マナー違反」になってしまうということもあるのです。
これは国のルールや文化が違えば起こりうることですし、それを周知しなければ「マナー違反」は減らないでしょう。
■行動を監視・動向を調査・分析する
ルールの周知をしなければいけないこととは言え、「同じ国に住む人ならわざわざ言わなくても分かる」ルールがまかり通らないということはあります。
何について説明しなければいけないのか分からなければ対処は
そこで、利用客の行動を分析するのに防犯監視カメラは役立ちます。
例えば、調査する客層を外国人観光客に絞って
・何に困っていることが多いか
・取ってしまいがちな迷惑行動
・求められるサービス
について統計データが取れます。
それに基づいて分析すれば、
・注意書きを増やす
・旅館説明時に教える項目に加える
・対応マニュアルを作成する
といった対処ができるのです。
■まとめ
文化やお国柄の違いを挙げると「その国のルールを学んでから来るべき」という考え方もありますが、外国には間違った日本のマナーを堂々と教えているサイトもあるようです。
日本人観光客・外国人観光客双方が気持ち良く利用するにはホテル・旅館単位で対策を取る必要が出てきます。
防犯監視カメラを活用して、より快適に施設が使えるように役立ててみてはいかがでしょうか。
