ポスター、フライヤー、パンフレット、デジタル化が著しい現代でも私たちの身の回りにはまだ印刷物がたくさんあります。しかし、企業全体が縮小していく中で生き残っていくためには事業拡大に加え品質強化が必要となっていきます。
今回は防犯監視カメラでコストを抑えながらも品質強化に繋がる活用法をご紹介します。
■品質管理の強化
印刷工場で考えたいのは
・印刷ラインでのオペレートミスの防止
・印刷用データのチェックと効率化
になります。
印刷工程は多くの工程を必要とします。ある製品カタログを印刷するラインで、誤って別のカタログの素材を配置してしまう、というオペレートミスが発生したり、間違えた箇所にすぐに気付かず印刷を続ければ商品にならない印刷物が大量に生産されてしまいます。
そうなると修正が必要になり、時間や生産コストの大幅なロスになってしまいます。
そこで、天井からライン全体撮影する監視カメラと、版が組み込まれる箇所に監視カメラを設置することで正しい素材が組み込まれているかチェックができます。録画映像を残せれば、もしミスが発生してもすぐに原因究明ができます。
また、印刷物の制作で印刷工程は最後の最後になります。印刷物のデータが届くまで時間がズレにズレ込むこともあります。そうすると納期まで時間がない中で、急いでデータをチェックし、版を作成して印刷を始めることになります。
時間の無い中でのミスを削減するためにも、防犯監視カメラを使った現場以外での品質管理の実現で作業の効率化が図れます。
■情報管理
印刷工場では顧客から預かったデータを印刷していきます。
個人情報や新製品の情報、または機密情報が載った社内用の印刷物など、外部に漏れたら困るデータを預かる場合もあり、その管理体制の強化は顧客からの信用に直結します。
請求書や通知書など個人情報が明記された書類の封詰までを行っている工場では、その封詰作業の現場を防犯監視カメラで撮影。それを顧客に開示し、安全性や品質を保証するツールとして活用しています。
■まとめ
印刷を請け負う工場として印刷ミス、情報管理体制の不備は工場の信用に関わってきます。防犯はもちろん、生産ラインの監視を強化は必要不可欠になってきます。
マルチックでは弊社自慢のセキュリティアドバイザーが防犯に加え、品質向上が期待できる高品質で低価格なプランを提案いたします。
防犯・品質で悩んでいるという方はぜひ一度ご相談ください。