世界中の防犯監視カメラの映像が見られるサイトがあるのをご存知でしょうか?
セキュリティのために導入したはずの防犯監視カメラが逆にセキュリティを脅かしてるというのは恐ろしいことです。
そうならないためにも防犯監視カメラ体制の管理をしっかりしましょう!
■何故防犯監視カメラの映像が流出してしまうのか?
サイトで公開される防犯監視カメラの映像の多くはCCTVやシンプルなIPカメラで共通しているのは、一般的にアクセス可能なネットワークポートへストリーミングされていることや、パスワードを初期設定のまま使っていることです。
パスワードが初期設定のままだと、このサイトに関わらず少しパソコンに強い人なら簡単にアクセスできてしまうんです。
銀行で口座を解説するときやネット上でアカウント作成ができるサービスを利用する場合「できるだけ複雑でバレにくいパスワードにするように」と念押しされますよね?
覚えにくいからといって初期設定のままにしたり「1234」なんて簡単なパスワードを設定していると簡単に悪用されてしまうんです!
サイトは数年前からあり、少し前に話題になったことから、一時期5000もの数が流出されていた日本のカメラ映像も数が減ってきているようです。
しかし、今でも1500個ほどのカメラ映像が流出しているというのが現状のようです。
■大事なのはパスワードの設定とその管理
このサイトは検索すればすぐに出てきます。つまりネット初心者でも見れてしまうということです。防犯監視カメラ映像の流出は何も防犯のリスクだけでなく、企業の信用にも関わってきます。
誰でも簡単に見れてしまうがために、ネット上ではセキュリティに特に気をつけなければいけない施設の映像を見つけては
「この○○って企業防犯意識が低いんじゃない?」
と掲示板等でやり玉にあげられてしまうこともあるそうです。そうなれば企業の信用に傷がつくことに繋がる可能性があります。
そうならないためにもパスワードの設定をしっかりしましょう!定期的に変更できれば更に安全性も高まります。
よく使われるパスワードとして公開されていましたが「123456」「11111」「qwerty」「password」といった連番、ゾロ目、分かりやすい単語は絶対にNGです!
そしてパスワードを設定したあとの管理にもご注意ください。クラウドサービス等で共有しようとするとそこから情報が洩れてしまう危険性もあります。
■まとめ
マルチック株式会社ではユーザー名とパスワードを設定し利用者を制限するようアドバイスをしています。
もし今の監視体制が不安、安全性を確認してほしいという要望がございましたらぜひご相談ください!