病院や老人ホームでプライバシーが優先されるのは非常に重要で大切なことです。
しかしそれらを優先しすぎるにあたり安全面が損なわれている側面も多々ございました。
例えば脱走や徘徊、時間外の侵入者など私達が知らない所で病院や老人ホームは様々な問題を抱えております。
ある例といたしまして監視カメラを導入された病院のCASEを例にとってお話させていただきたいと思います。
■以外に多い入院患者の脱走や徘徊
病室などに監視カメラを設置するのではなく通路や非常階段、エレベーターなど導線となるエリアに監視カメラを設置いたしました。
ただの思いつきで脱走や徘徊をされる患者から、痴呆を患っている患者の脱走や徘徊例は思いの外多く、医師や看護師の大きな負担となっています。
医療従事者に人手不足が騒がれる中、このような事態が頻発すると他の患者にも迷惑が掛かり充分な医療行為もままならなくなります。
監視カメラを設置し、リアルタイムで一元管理することで余計な人員を割くこともなくなります。
また素早い対応が的確に出来るので事故や病気の悪化などを未然に防ぐことが出来、全ての関係者にWINWINの効果をもたらします。
■時間外の面会者や部外者の侵入を防ぐ
病院関係者や患者にとって怖いのがこちらの方です。
昨年も不審者による点滴への毒物混入殺人や連続殺人事件などが起きてしまいました。
監視カメラには不審者を逮捕したりする効力がないので、意味のないものと思われがちですが、監視カメラだけではなく様々なセキュリティ機能を連動させることにより施錠が自動的に出来たり、通報機能やスピーカーなどで対応も可能となってまいります。
特に夜間の人員が足りない時などには効果がより発揮され、当直の職員や就寝中の患者の安全を守ることが可能となります。
■まとめ
監視カメラの存在は設置や導入をして安心するのではなく、セキュリティ対策の第一歩、または絶対条件だと考えることが望ましく思えます。
病院や老人ホームなど人員数的に切迫している業種では早急な導入を推奨いたします。
今いる職員に余計な負荷や負担を掛ければ掛けるほど医療ミスなども起こるでしょうし、離職の原因にも繋がります。
我々にとって病院や老人ホームは生活の中で無くてはならない存在です。
病院経営・介護施設の経営などをされているオーナー様は是非、最新の監視カメラシステムの導入をご検討してみては如何でしょうか?