「防犯監視カメラを無事設置できたしこれで一安心!」なんて思っていませんか?
高いお金を出して防犯監視カメラ設置してもその後の運用方法が悪いと全く意味がありません!
防犯監視カメラは設置前はもちろん、設置後は正しい運用をして防犯に活用してください。
■設置しただけで安心していませんか?
犯罪者に対して威嚇や牽制をすることが防犯監視カメラの役割の一つであります。
しかし、カメラがあるからと言って絶対に犯罪を犯さないという訳ではありません。
用意周到な犯罪者は何度も現場に下見にやってくることもあります。例えばその時に「カメラを設置しただけでモニタリングをしていないと見破られてしまったらどうでしょう?
常に見られている訳じゃなく、従業員やスタッフが「カメラがあるから大丈夫だろう」と警戒を怠っている分、犯罪を犯してもばれにくいカモだと思われてしまうかもしれません。
そうならないためにも、設置後も正しい運用を心掛けましょう!
■犯罪を未然に防ぐ防犯監視カメラの活用法
・常に誰かがモニターを見れる体制を作る
防犯監視カメラは犯罪が起こった時に証拠を抑える役割もありますが、不審な人物をいち早く発見し犯罪を未然に防ぐに越したことはありません。
モニターがある場所に一人は常駐するようにする。レジや作業場など誰かが無理なく確認できる場所にモニターを設置するなどして常に誰かが確認できるようにしておくことが大切です。
・防犯カメラを気にしている人をチェックする
これは商品を並べているお店にありがちですが、カメラの位置や向きを確かめるような動作をしている人がいないかチェックしましょう。
万引き対策として「挨拶・声掛け」をするように警視庁が呼びかけていますが、万が一不審な動きをしているのを発見したら声を掛けてみると効果があるかもしれません。
・録画機能がきちんと機能しているかチェック
防犯映像が急に必要になりいざ確認しようとした時に録画機能やハードディスクが壊れていては元も子もありません。
長い間何も起こらないと忘れてしまいがちですが、定期的に正常に機能していることをかチェックしましょう!
・映像が流出していないか
防犯監視カメラの管理IDやパスワード設定が初期のままだったり単純で覚えやすいものだった場合、ネットワークに侵入されてカメラの映像が流出してしまう場合があります。
防犯体制がしっかりしていないとバラされたようなものですし、下手をしたらプライバシーの問題に発展しかねません。
管理IDやパスワードは責任者がしっかりと管理するようにしましょう。
■まとめ
ダイエット器具を買っただけでは痩せないように、防犯監視カメラも設置しただけでは確実な防犯効果は得られません。防犯監視カメラは設置したきりという場合はきちんと機能するよう体制を見直しましょう。
もし、現在の運用に不安があるならマルチックのセキュリティアドバイザーにぜひご相談ください。施設やお店に合った運用方法をお探しいたします。