2020年オリンピックのテロ対策及び痴漢対策と痴漢冤罪対策、スリや置き引き、電車内のトラブル防止と解決のために都心部を走る路線を中心に防犯カメラの設置・導入が始まっております。
今までこれだけ様々なトラブルが起こっていた電車内に防犯カメラが設置・導入されなかった理由といたしましてはプライバシーの保護の問題が考えられます。
■犯罪抑止を取るかプライバシーを取るか
非常に難しい問題です。
電車内に乗っている大半の人々は犯罪とは全く無関係であり、一握りの犯罪者の為にプライバシーが侵害されてしまう…。
そう感じる人も多いでしょう。
しかし、テロ対策となると話は変わってまいります。
過去に地下鉄サリン事件というものが起こりましたが、何時何時自分が被害に巻き込まれてしまう可能性もあるのです。
自分が被害を受けない為に犯罪抑止をする。
これらを考えると電車内の防犯カメラは必須だと思われます。
■痴漢と痴漢冤罪の明確化
毎日のように痴漢被害撲滅の為に防犯カメラは必須です。
被害者が訴えることで、周囲に居る犯罪者の顔が明確に判明することにより次回の逮捕に繋がる可能性が今よりも格段にアップします。
また電車内に防犯カメラが設置され、証拠が残ってしまうと考えれば”つい出来心で”ということもなくなります。
アナウンスやポスターなどで積極的に防犯カメラが設置されているということを告知することにより、安全な電車内へと生まれ変わることでしょう。
また痴漢冤罪も非常にダメージが大きいものです。
何もしていないのに性犯罪者のレッテルを貼られてしまい社会的地位を一瞬にして失ってしまいます。
防犯カメラの存在がそれら冤罪を晴らす証拠VTRになることは濡れ衣を着せられてしまった方の強い味方にもなります。
■スリや置き引きの犯罪抑止にも防犯カメラが有効
スリは病気とも言われ、流れるニュースでは前科●●犯の高齢者が逮捕されました。
などがよく聞かれ一見効果が無いように感じますが、実はほんの一握りでまだまだスリや置き引き犯は潜んでいます。
それらの犯罪抑止や次回の犯罪に繋げない為にも証拠を抑えることが非常に大事であり、映像として残せる電車内の防犯カメラの普及は今まで以上に安全な公共スペースをなることが期待されております。