“監視カメラ”といいますとどうしても、物々しいイメージがありますがソフトな使い方や用途は色々ございます。
最近、多いのが留守番をしているペットの様子ですとかお昼寝中の園児の様子、年老いた親御さんの安全確認等、隣に居ることが出来ない時の安全を確認する為に監視カメラは使われています。
他にはいったいどのような使い方、使われ方があるでしょうか?
ご自身の”目”を監視カメラに置き換えることで新しい様々な使い方や用途のアイデアが浮かんで来ると思います。
■広大な農地やビニールハウスを監視カメラで作業効率アップ
農業人口の高齢化と後継ぎ問題などで最近では外国人研修生の受け入れなどでなんとかまかっていますが、例えば監視カメラを各エリア・各ビニールハウスに導入するとします。
手元にあるタブレットやスマホでいつでもどこでも、農地やビニールハウス内が確認出来るようになるので今までは毎日毎日育ち具合などチェックしないといけなかった箇所の作業が大幅に軽減されます。
水や肥料なども今後オートメーション化することにより、農家のオーナー様は間引きや収穫の方に専念する時間が増え肉体的にも人員的にも作業効率やコストの削減が可能になるかと思います。
また自然環境が厳しい時もわざわざご自身達でひとつひとつ見回る必要がなく、対処対策の必要のある箇所にピンポイントに迅速に対応することが出来れば安全面もコスト面にも良い影響を与えるのではないでしょうか?
■工場などの生産ラインで肝となる場所に監視カメラを導入
全てオートメーション化されている工場には既にそのような監視カメラシステムが導入されているかと思いますが、人の力に頼らざるを得ない中小企業や零細企業の生産ラインは人為的ミスやチェック漏れも起こりがちです。
“この部分だけは絶対にミスがあってはいけない”という肝の部分に監視カメラを導入しておくことで現場で作業しているスタッフが目の届かない時でも本部や外部からそこの大事な部分の異常や変化に対し即座に気づくことが出来、迅速に対応が可能です。
特に食品を扱っていたりする場合、異物混入などは非常にデリケートな問題で人的被害が出てしまいますと屋台骨を揺るがしかねません。
企業が個々ではなく街全体で導入するという方向性を自治体や組合が主体となることで、監視カメラの導入費用も軽減されます。
■まとめ
監視カメラ。
という呼び名が物々しいイメージを与えてしまっているのは否定できませんが上記のように使い方次第で手間もコストも大幅に削減することが出来、更には効率もアップしますので生産性や利益も上がっていきます。
普段は常駐する訳ではないけど、いざという時は自分の目で確かめないといけない。
そのような場所がございましたら監視カメラの導入により全ての問題解決の近道となる可能性がおおいにございます。