食品製造工場で日頃気を付けたいのが金属片や害虫などの異物混入です。
消費者の食の安全に対する意識が高まり、大きな問題にならないまでも多くの苦情が寄せられています。
一度異物混入事件が起きれば企業全体の信用にも関わります。それらを未然に防ぐために防犯監視カメラを使いしっかりとした対策を練る必要があります。
■衛生管理、生産ライン「中から」の安全対策
食品製造工場での事故でまず気を付けたいのが生産ラインにおける衛生管理対策です。
金属片や害虫などの異物やウィルスの混入、食品の腐敗等を防ぐために工場施設内では様々な衛生管理対策が施されています。しかし、衛生管理のマニュアルが確立されていてもそれが順守されていなければ安全とは言えません。
それを徹底させるには常に監視できる体制が必要となります。
例えばエアシャワー室や人の手が入る製造ライン、包装加工する場などの監視です。
衛生管理のマニュアルを守らない従業員への指導、リアルタイムの監視で異物の混入がないか常に監視することで事故を未然に防げます。
■不審者の侵入、外的要因「外から」の安全対策
食品問題は生産ラインだけで起こることではありません。
外部侵入者による異物の混入作為的な事件、搬入時に原因がある場合の対策も必要になってきます。
そのためには敷地周りのフェンス、搬入口や駐車場の監視も徹底しなくてはなりません。
不審な人物がいないか、原料や製品の取り扱いに問題がないかチェックします。
製品を口にする人々の食の安全を守るためにも工場内外全てにおいて徹底的な防犯が必要不可欠になります。
■まとめ
異物混入や健康被害を防ぐためにも食品製造工場ではリアルタイムで細心の注意を払っていかなければなりません。
今や防犯監視カメラは異物購入や不良品の識別までできるようになり、その性能も常に進歩し続けています。
企業の信用を守るためにも定期的な監視体制の見直しを検討してみてはいかがでしょうか。マルチック株式会社では経験豊富なセキュリティアドバイザーが防犯体制の調査、強化に貢献いたします。
