出来ることなら余計な出費は減らしたい、ダミーのものでもいいんじゃないか？という経営者様も多数いらっしゃると思いますので今回は防犯監視カメラ設置のメリットや有効性はどれくらいあるのかをお話してまいりたいと思います。
防犯監視カメラの設置を迷われてしまっている経営者の皆様は是非必見の内容となっております。
今回の記事を踏まえ、設置・非設置をご判断くださいませ。
■防犯上の抑止力の観点からメリットや有効性を考える
何か事件や事故が起こる前、若しくは起こさせないということを大前提に考えた場合は極論から言いますとそれがダミーカメラでも良かったということになります。
もっと言うなれば事件や事故が起こらなければダミーカメラすら必要ではありません。
「まさか、うちの会社が」
「まさか、うちの店舗が」
「金目のものなんてうちにはないし」
大概の皆様は上記のように考え、防犯監視カメラに予算を割きたくないという経営者の皆様のご意見です。
保険と近いものがありますね。
大きな地震が起きてから入った地震保険、火事で燃えてから入った火災保険、病気になってから入った医療保険。
どれもこれも時既に遅しです。
自然災害や人災、体調悪化は気をつけていても起こってしまうことが当たり前に近いです。
しかし、防犯に関してだけをピックアップして考えるとしたら
“誰かにバレるかもしれない””犯人が自分だと分かってしまう”
この考えをしている犯人に対しての抑止力としては防犯監視カメラは最強です。
非常に高い有効性とメリットがあるでしょう。
■事件解決・保険金のトラブルに対しのメリットや有効性
こちらも相当なメリットと有効性がございます。
・防犯監視カメラが設置されていなければ事件解決が遅れ、周辺にも被害が及んだり模倣犯が増殖し、地域全体の治安が悪化。
犯罪集団は横のネットワークが強固で防犯意識が弱い住宅街や商店、企業を一斉に狙います。
地域全体、自治体全体でセキュリティ意識を高め実践することにより、犯罪集団はわざわざその地域を狙いません。
よって犯人逮捕の決め手となる記録やデータが鮮明に残る防犯監視カメラの設置は極めてメリットであり有効。
・何かの賠償責任や補償責任が発生した場合、防犯監視カメラに記録やデータが残っていれば非がないことを立証出来るが、セキュリティ対策を怠っていた故のものと捉えられてしまった場合は全ての責任を被害者である自分が追わなければならない。
よって証拠となる記録やデータを証明できる防犯監視カメラの設置は極めてメリットであり有効。
■実は売上や金銭的利益に繋がるメリットや有効性をご存知ですか？
前述では主に犯罪などを抑止する。
という観点から防犯監視カメラを設置する有効性やメリットをお話いたしました。
続いて売上アップなどの金銭的な利益に繋がるメリットや有効性を見ていきましょう。
窃盗や万引き、強盗などの直接的な犯罪を抑止出来れば、かなりの利益が出せると言われています。
逆にスーパーや書店などは万引き被害に非常に悩まされており閉店や倒産に追い込まれてしまうケースも多いと聞きます。
お客様、スタッフ、自然災害など様々な要因がありますが建物や備品の破損や破壊、悪戯なども防犯監視カメラにより抑止することが可能です。
また責任の所在もはっきりとするので泣き寝入りは少なくなります。
宿泊施設やショッピングモールなどは上記の2点に加え安全性をより訴求することにより集客が見込まれます。
混んでいるからちょっと怖い…。
となっているお客様に対してもうちは安全安心ですよと高性能な防犯監視カメラを設置されておれば堂々と売りのひとつに出来るのではないでしょうか。
■まとめ
病気や怪我や事故や犯罪被害も起きなければ、健康診断も病院も警察も保険会社も防犯監視カメラも必要ないのかもしれません。
しかし、何らかの拍子で誰にその被害が舞い込むか分からないから私達は気をつけたり予防したり、予測をしたりしてなんとか回避を試みます。
日本に住んでいると犯罪などとは無縁だと感じる毎日かもしれません。
しかし、それは警察や自治体などが守ってくれているからであり他の家や店舗や企業が防犯監視カメラなどで牽制してくれている傘に入っているだけかもしれません。
経営上や家計上のご予算ややりくりの面がいつもつきまといますが、安全な店作り、安全な地域造り、安全な会社作りを周辺の皆さまが助け合うことが非常に大切です。
防犯監視カメラ設置のメリットや有効性は計り知れない効果がございます。
今一歩、前に踏み出して設置をご検討してみてはいかがでしょうか。
